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따지다に「言う」「考える」の意味はありますか?

生徒さん

教えてください!

辞書には따지다は「問い質す」と書かれていますが

例文を見るとほとんどが「考える」、「言う」と訳されています。

따지다に「考える」、「言う」の意味はありますか?

따지다には5つの意味が存在します。

その中で「考える」、「言う」に訳される時は '...으로 따지다' の形で使われた場合です。

「...으로 따지다」 : ...を基準にして考えたり推し量ったりする

日本語で「...を基準にして考えたり推し量ったりする」は「○○で考える」、「○○で言う」に言い換えることができますよね。

例えば「収入で考えると」、「全体で見ると」など。

つまり「따지다」は「○○を見る/考える」ではなく「○○で見る/考える」の意味があるんです。

ドゥ先生

解説

따지다には5つの意味が存在します。

따지다の5つの意味

  1. 過ちや問題のあることに対して、厳しく尋ねて明確な答えを要求する。
  2. 是非、正否などを明確に究明して判断する。
  3. 利益や関係などについて詳しく考える。
  4. 計画を立てたり仕事をしたりするうえで、あることを特に重要視する。
  5. 何かを基準にして考えたり推し量ったりする。

ここで、「考える」、「言う」に訳される時は5番目の意味として使われる場合です。

「5. 何かを基準にして考えたり推し量ったりする。」

5番目の意味で使われる場合は「...으로 따지다」の形で使われ、「...を基準にして考えたり推し量ったりする」の意味になります。

日本語で「...を基準にして考えたり推し量ったりする」は「○○で考える」、「○○で言う」とかに言い換えることができますよね。

たとえば、、

「収入を基準にして考えると」→「収入で考えると」

「全体を基準にして考えると」→「全体で見ると」

つまり「따지다」には「○○を見る」、「○○を考える」という意味はなく、「何かを基準にして考えたり推し量ったりする」の意味を表す「○○で考える」、「○○で見る」の意味が存在します。

韓国語は奥が深いですね。

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