質問
個数を数える時、普通は「한 개, 두 개, 세 개」と数えます。
数字が大きくなると「열 개, 열다섯 개」と数えます。
ここまでは皆さん一緒だと思いますが、
さらに数字が大きくなると、「마흔 개, 쉰 개, 예순 개, 일흔 개」と固有数詞で数える人もいれば「사십 개, 오십 개, 육십 개, 칠십 개」と漢数詞でよむ人もいます。
外国人の方々に何度も質問されて困っているんですが、どう答えたらいいのでしょうか?
数え方に関して規定などはあるのか、規定がなくても外国人にこれをどう説明すればいいのか教えていただけると幸いです。
返答
単位を表す依存名詞によって数表現は変わってくるんですが、明確な規則があるわけではありません。
ただ、比較的小さい数字をいうときは固有数詞の表現を、比較的大きい数字をいうときは漢数詞を使う傾向があります。
それによって、「한(1) 개, 열(10) 가지」の方が「일(一) 개. 십(十) 가지」より自然で、
「오십(五十) 개, 팔십(八十) 가지」の方が「쉰(50) 개, 여든(80) 가지」より自然な表現です。
下の方に数字の表現を確認できる資料を提示しておりますので、確認してください。
1. 人や動物、物を数える場合
人や動物、物を数える場合使われる「개, 명, 마리, 대, 장, 권, 채 ,통, 부, 자루, 송이, 그루」などは固有数詞と一緒に使われる。
しかし、その数が「스물(20)」を超えると主にアラビア数字で書いて漢数詞で読む。
- 네 사람이 한데 어울려 윷놀이를 하였다.(O)
- 4(사) 사람이 한데 어울려 윷놀이를 하였다.(X)
- 학생 서른다섯 명이 한 반에 모였다.(O)
- 학생 35(삼십오) 명이 한 반에 모였다.(O)
2. 時間を表現する場合
時間の表現で「時」は固有数詞で、「分、秒」は漢数詞で表すが、長い時間を言う場合は漢数詞を使う場合もある。
- 한 시간 동안 꼼짝 안 하려니까 힘들다.(O)
- 1(일) 시간 동안 꼼짝 안 하려니까 힘들다.(X)
- 서른 분 후면 해가 뜰 것이다.(X)
- 30(삼십) 분 후면 해가 뜰 것이다.(O)
3. 年齢を言う場合
日常会話で年齢を言う時は、固有数詞と単位を表す依存名詞「살」をよく使うが、公的な場面などでは漢数詞と「세」を使う。
年齢を表す「살」の前には固有数詞だけが来る。
「세」の前にはアラビア数字を書いて漢数詞で読む。
- 나이 서른 살에 장가를 가게 되었다.
- 19(십구) 세 이상인 사람만 입장할 수 있습니다.
4. 日付を言う場合
日付を言う場合は漢数詞が使われることが多い。
- 오늘은 1992년 1월 22일입니다.(오늘은 천구백구십이년 일월 이십이일입니다.)
5. 期間や日程などの日数の場合
期間や日程などの日数を言う場合あ主に漢数詞と「일」「개월」「년」が一緒に使われるが、少ない日数や月数を言う場合は固有数詞と「날」「달」「해」が一緒に使われる。
- 30(삼십) 일 후에 만나기로 합시다.
- 결혼 날짜를 3(삼) 개월 후로 잡았대요
- 1(일) 년 동안 번 돈이 얼마나 될까요?
- 스무 날이나 연락이 없었다고요?
- 결혼 날짜를 석 달 후로 잡았대요.
- 한 해 동안 번 돈이 얼마나 될까요?
参照:国立国語園-韓国語文法1